Take it easy ~リラックスした暮らしを求めて~

自分の精神疾患と付き合い、子供の不登校など色々と向き合いつつの40代主婦のブログ

パニック発作から車の運転ができるようになるまで

私が車の運転免許を取得したのは高校3年生の時でしたが、田舎に住んでいたものの、駅まで徒歩5分位の所に住んでいたので、子供ができるまではほとんど運転をする必要がありませんでした。

 

結婚をして引っ越し、子供ができ、習い事に行く為に運転することが必要になったので、10年ぶり位に本気で運転しようと、旦那に隣に乗ってもらい練習をし、何とか家の近くを乗り回せるようになりました。

でも、現在住んでいる所は車の通りが非常に多く、私にはレベルが高かったので、常に緊張しながら運転していました。

また、上の子が小さかった時は、静かにじっとして乗れる子ではなく、どうにかベルトを外して動きたいと常にもがき泣いて、車の中は大変騒がしかったので、発作がなくとも運転中はドキドキでした。

 

そして、初めてパニックの発作が出た後、怖かったのですが、子供の習い事のお迎えに行かなければならないので、運転してみることにしました。

 

案の定、心臓がバクバクします。

家の周りには、大きな交差点が多々あるのですが、交差点で赤信号で止まっていると、息苦しくなってきました。

焦った私は、近くにあったお店の駐車場に一旦止めることにしました。

落ち着け落ち着け~と自分に言い聞かせ、深呼吸しながら再び車を走らせ、冷や汗をかきながらなんとか子供を迎えに行き、家まで死に物狂いで辿り着きました。

 

この日から車の運転が怖くなり、運転しなきゃと思うだけで冷や汗が出て不安な気持ちで一杯になりました。

 

でも、運転ができなくなり行動範囲が狭くなるのがどうしても嫌だった為、運転が怖い事を克服しようと、毎日少しでも車に乗るようにしました。

 

始めは助手席に乗る事さえ怖かったですが、旦那さんに隣に乗ってもらい運転したり、用もないのに家の周りを走ってみたりして少しずつ行ける範囲を伸ばしてみました。

大丈夫だったり、やっぱり怖いから止めたり、途中で引き返したり、

普通に運転できる人にとってみたらあきれられそうですが、

自分はそうやって段々と慣らしていくのが精一杯でした。

 

今ではだいぶ平常心で、30分位は運転できる所まで行けるようになりました。

かなりの成果だと思い自分の自身となりました。

でも今でも体調が悪かったりすると、動悸がしたり、不安になったりする事があるので、そういう場合は無理せず、予定を変えたり、途中まで行ったけれど引き返したりしています。

子供の用事などで無理せざるを得ない事も多々ありますが、なるべく自分に無理させないようにと。

 

ちょっと情けないようですが、それでいいと最近思うようになりました!